ソムリエになるには〜どうやってワインの勉強をするの?
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作成日時 : 2007/10/11 01:26
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「ソムリエになるにはどうしたらよいでしょうか?」
という質問をたまに受けることがあるのですが、まずは日本ソムリエ協会が年に一度行なっている、ソムリエ認定試験という資格を目指すところからではないでしょうかという答え方をしています。
この試験を受けるためには実際の経験年数などが必要になるため、興味のある方は日本ソムリエ協会のホームページなど見ていただけると早いと思います。
ワインを扱う仕事とは関係ない方がこういった資格を目指す場合には、“ワイン・エキスパート”という名称になり、エキスパートの方だけのコンクールなども行なわれていますので、普段からワインを良く飲んでいるとか、もう少しワインを体系的に学びたいなど、興味のある方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。(酒販店の方などは“ワイン・アドヴァイザー”という資格名称になります。)
「ソムリエを続けるには?また良いソムリエになるには?」
これはなかなかに大変で、日本ではフランスやヨーロッパの国々とは少し異なって、ワインだけを触っていれば良いという現状ではなく、お店の料理についての理解はもちろんのこと、そのほかのレストランのさまざまな仕事をこなすことが必要ではないのかなと感じています。
実際にヨーロッパ各国でも“ワインだけを見つめて暮らしていけるソムリエ”というのはかなり少なくなってきていますし、どこの国でも同様なのですが、就業時間の問題や、人手不足の問題などは日本だけではありません。なるべく早く仕事やそのほかの細かい雑務をこなして、そこでうまく使える時間を見つけて、ワインに関する仕事を行なうというやり方に代わってきていると思います。
現実面では、体力はある程度必要ですし、一日中ほとんど立っている仕事ですので、疲れがひざに来るとか腰に来るといった意見は良く聞きます。(なので履きやすい靴や、肩こりしないシャツなどは結構大事です。)
基本的にはサービス業なので“サービスが好き”ということは一番大事なのではないでしょうか。
といいつつ私もそんなに愛想はいいほうではないなーと自分では感じているのですが、私自身は「このワインが好き!」という自分の気持ちよりも、お客様に飲んでいただく、料理と召し上がっていただくのが好きというか、あまり自分の好みでワインを薦めるというよりも、「これはおいしい!」とか「こんなワインは知らなかった!」といったゲストの方の反応を見るのが好きなように感じています。
実際に、ソムリエがワインを造っているのではないので、ワインの中身を正確に伝える義務が私たちにはあるのはもちろんのこと、このワインが造られた環境や、世話をしているヴィニュロン(ワイン生産農家)の方々の思い、歴史や伝統や誇りまでもひっくるめてのご紹介というところは忘れないようにしています。
とてもすごい鼻を持つとか、テイスティングがすさまじく良い、とかはあまり日常業務ではそんなに要求されないもので、それよりも「温度の違いで味がこう変化する」とか「後どれぐらいの時間で、ワインが変わっていくのかな」など考える力のほうが現場では必要でしょう。
「ワインが好きなので飲食店を始めたいのですが、どうすれば良いでしょうか?」
そして最後にもっともこれが大切なことなのかもしれませんが、お客様の支払いのことについてです。
「おいしいワインならいくらでもいいよ」というゲストの方はそんなに多くはいらしゃいませんし、“おいしくてすごく安くて誰にも知られていない”というワインもなかなかに見つけにくいし、そこのバランスを取ってお薦めしていくことも実際に店を続けていく上では大切なところです。
オープンしてすぐはとっても良いワインが安くてたくさんあったのに、最近はどうも違うという店にはならないように、買い付けや在庫管理、飲み頃のワインをどのように買い揃えていくのか、ということも大切ですし、この辺の内容についてはあまり教えてくれる人もいないので、また改めて詳しく書き加えたいと思っています。
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