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テキーラのおいしい飲み方について

<<   作成日時 : 2007/11/08 07:25   >>

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“テキーラ”というとなぜか乾いた風や、少し田舎くさい、ロバを連れたおじさん(!?)といった、今まで見た映画のシーンの影響なのか、勝手なメキシコのイメージがすぐ頭に沸き起こってしまい、“ソンブレラ”でしたっけ、大きな帽子を頭にかぶって飲まなきゃ! みたいな固定観念があったんですね。
 カウンターで注文したテキーラを一気に飲んでひっくり返るお約束のシーンで何回見ても笑ってしまう、スティーブ・マーティンの名作(?)『サボテンブラザース』、死んでしまった友人の埋葬のためにメキシコへの国境を越える“疲れた目の下のくまが渋い”トミー・リー・ジョーンズの『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』、なぜかみんな吸血鬼というある意味メキシコの田舎の怖さを教えてくれる(?)タランティーノの『フロム・ダスク・ティル・ドーン』、ラテンの渋み満開の拳銃無頼者アントニオ・バンデラスの『デスペラード』と、どうしてもメキシコのテキーラって私の勝手な思い込みで、垢抜けないイメージが付きまとっていたのです。
 じつは一括りにテキーラといっても、細かい規定が定められれているのは他の飲料と同様で、少しソムリエ的に説明をしてみましょう。
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 原料はリュウゼツラン(竜舌蘭)と呼ばれる少しアロエに似た感じで、もっと大きくなる植物の、その根っこというか、芯の部分を使います。サボテンから造られていると思っている人の多いことに驚きますが、実際にはサボテンではないのです。
 このリュウゼツランから造られる蒸留酒はメキシコでは総称として“メスカル”と呼ばれているのですが、その中でもアガベ・アスール・テキラーナ(ブルー・アガベ)という種類のものから作られるメスカルのみ、“テキーラ”と名乗ることができ、シンプルに透明な味わいを楽しむホワイトと呼ばれるタイプ、樽を用いて熟成させたタイプと、メーカーによってさまざまに味わいのタイプが異なります。
 よく飲まれる飲み方として有名なのは、グラスにテキーラを注ぎ、静かにソーダを流しいれ、手のひらでグラスを押さえこぼれないようにカウンターに打ち付け、一気に飲み干す“テキーラ・フラッペ”が有名なのですが、樽熟成させた“ゴールド・テキーラ”と呼ばれるものや長期熟成の“アネホ”と呼ばれるものはじっくりとストレートで飲むに耐える個性や味わいを兼ね備えています。
 透明なホワイトのタイプの飲み方として、手の甲に塩を付け“ライムをひとかじり”してから飲むというやり方が正式なんだと伝えられ、そのように飲んできましたが、実はこの順番が違っていたことが、テキーラの消費量が日本で伸びないポイントだったのです(少し大げさではありますが)。
 正しい飲み方の順番は、まずテキーラをぐっと飲みます、そしてその後で手の甲にのせておいた塩をなめ、そしてライムを最後に一かじりするのです。するとどうでしょう、テキーラだけではどうしても後味に残りがちだった、少し洗練されているとはいいがたい後味が、塩と最後のかんきつ類の酸味によって、おいしいテキーラベースのカクテルを飲んだ後味に感じられるようになってくるのです。
 じつはこれはテレビで現地のテキーラを紹介する番組を見ていたら、「うちらはみんなちっせー(小っせー)時から飲んでんだよ」みたいなおじさんが(これも勝手なイメージではあります!)当たり前のようにこの順番で飲んでいるのを見たんですね。何か今までテキーラにそんなに夢中になることはないだろうなーと思っていたのを撤回し、この順番ならついつい飲んでしまうかも! と認識が変わりました。
 世の中、まだまだいろいろと知らないこと、思い込んでいることが多いなーと感じさせてくれた飲み物になりました。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。テキーラの飲み方勉強になりました!
私は塩→テキーラ→レモンでのんでました。間違っていたのですね。。ともあれなんだかテキーラ飲みたくなりました!
mymy
2007/12/05 10:12

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