ワインを少し感じる暮らし

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ワインのいろいろな(?)楽しみ方

<<   作成日時 : 2007/11/22 00:44   >>

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 仕事柄ワインを含む様々な飲料に触れる毎日なのですが、基本に忠実に美味しく提供する(!)のはもちろんそうなのですが、たまに提供している香りや味わいに疑問が出たりすると、今までとはまったく違ったアプローチではどうなるのかな? と考えることもあるのです。今回はそんな変わったアプローチについて、私なりの結果をお伝えしようかと思っております。

実験その1:マンサニージャの熱燗ってどうなの?


 マンサニージャというのはスペインのシェリーのタイプで、フィノに比べての軽快感が美味しい特徴なのですが、これを熱々のお燗にするとどうなるだろうと考えたわけです。
 実はふぐやさんに行った際に出されたヒレ酒はもちろん、ヒレ泡盛がとてつもなくふぐの白子に合ったのに影響を受け、これを“ワイン界”のものに置き換えるとどうなるだろうかと考え、シャンパーニュはもちろんだめだし、ホワイトポートではとろみは会うけど味わいが甘いしナーと考えていくうちに「マンサニージャであれば、あの潮の香りと味わいが温度を上げても耐えられるのでは!?」と思いついたのです。
 結果、まず香りでかなりむせますが、そんなに悪くはないかも。
 香りも少し温度が下がるとそんなに変に感じることはなく、味わい自体も、本来の形を失ってまったくだめ、ということはなく、それなりには楽しめます。
 寒いときには“そんなに嫌わなくても一回ぐらいは試してもいいかしら”という感じです。

実験その2:ワインはあけてからどれぐらい持つのか?

「ワインはあけてからどれぐらい持つのでしょう」とは、よく質問される内容なのですが、今回の実験に関しては、実際に狙ったわけではなく、冷蔵庫の中に試飲で開けたチリの白ワインが入っていたのですね。そのことに気づいたのが抜栓後すでに2週間ぐらい経ったくらいのときで、少し試してもまったく変化が見られなかったので、このままおいて置くとどうなるのだろうと思いつき、そのまま、すなわちボトルを開けたままで、栓をすることなく冷蔵庫に入れたままにしておきました。
 そして月日は過ぎ…、ということで1年2ヵ月ほど過ぎていきました(ちょっと行き過ぎな感じですが、気がついて時々飲んでみても変化がなかったので…)。
 そして飲んでみたのですが、実際大きな変化は感じられなかったですね。
 これは市販価格で1,000円ぐらいのレンジのものだったのですが「その日に開けました!」といっても十分通じるような感じで、チリの白ワインの“もち具合”には驚きました。 実際にどんなチリの白でもこれほど“もつ=変化が見られない”ということはないとおもいますが、ひとつの見本として驚く結果になりました。

実験その3:しっかりブルゴーニュを何とか美味しくするには?

 2003年のヴォーヌロマネを開けたのですが、思っていたよりも硬く余り開いてこないので、えーいそんなことならこうしてやる! と、グラスに注いでレンジに入れて解凍のスイッチを押し5秒刻みぐらいで“温まらないけれどもなんとなく変化はするかも”見たいなタイミングで味と香りを見ていきました。これを“目指せDRC作戦”と名づけて、見てみました。その結果想像どうり香りがほぐれて、少し、ほーんの少しDRC(有名な造り手)の横を横切ったような香りが出たのです。このまま一晩置いておくとすばらしくなるのでは?と楽しみにして次の朝もう一度飲んでみたのですが、残念なことにバランスを失って“地面”に近づいた味わいになっていました。なかなかワインを育てるって、難しいものだなーと実感しました。

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