シャンパーニュのおいしい楽しみ方
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作成日時 : 2007/12/27 08:26
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ここ何年か、シャンパーニュの人気が高く輸入量もますます増えています。
うちの店でもまずシャンパーニュを飲み干してから食事を始めたいという方がほとんどで、多いときには一日に7本から8本くらいアペリティフとしてボトルが空いてしまうこともあるくらいです。(お一人で2〜3杯飲まれる方も!)
ワインや料理関係だけの雑誌ではなく女性誌などでもほとんど毎月何らかの形で出ていることが多く、様々な種類のメゾンが取り上げられ、個人の造り手である“レコルタン”というタイプを好むゲストも多くなり、なんかレベルがすごく高くなってきたなーと、そしてシャンパーニュという飲み物がどんどんと身近なものになってきた感じがします。
シャンパーニュはフランスの北部の限られた産地で、瓶内2次発酵によって造られた発泡ワインにのみ使用が許された名称で、フランスの他の産地と同様かそれ以上に細かい規定があります。
さらに一つのメゾン(この地方では大手のメーカーはメゾンと呼ばれます)や造り手が様々なタイプのシャンパーニュを作ります。すなわち辛口からドゥミ・セックと呼ばれる味に心地よい果実の甘みが残るタイプ、まったく甘みを加えない辛口、ロゼ、ヴィンテージと呼ばれる収穫年を表示したものなどなど、とても数が多くそれらをいろいろと飲み比べたりと楽しみは尽きないんですね。
温度によっても味は大きく変わりますし、ほかの飲料でもお伝えしていますように、グラスの形状なども大きく香りや味わいに変化を与えます。
シャンパーニュの味わいにもじつはメゾンごとにいろいろなタイプがあり、きりきりに冷やしておいしいものから温度を高めに持っていっても味わいのバランスが保たれるもの、すっきりさわやかフレッシュ系から、どっしりと重みがあり安定感があってその辺の料理では太刀打ちできないほどの存在感を出し続けるものまで、とても多くのタイプが存在します。
個人的には爽やかなそれでいて細かいニュアンスが続いていくタイプが好きなのですが、お客様の中にはとにかく熟成タイプがいいんだという方から、ロゼが好きでたまらないという方もおられたりと、飲み手側も様々です。
それぞれのメゾンの最高峰のシャンパーニュは“プレステージ”と呼ばれるのですが、これらのいわば高級タイプ(品質はもちろん値段も)はできるだけ高めの温度を狙って、ゆっくりと少し大きめのグラスで飲むことをお勧めします。
泡が抜けてしまうのではと心配される方も多いのですが、瓶の中でかなりの時間をかけて熟成させてあるためにそんなにすぐにはなくなりませんからご安心ください。
時間が経つにつれて、香りや味わいに滑らかさが出てきますし、ボトルの肩のあたりまで減ったくらいから本領発揮といいますか、開けてすぐに飲んだ印象とはかなり変わって飲み疲れない泡立ちに変化していくように感じています。これが昔から言われています「シャンパーニュは2〜3杯目くらいからがおいしい」といわれていることではないかと私は思っています。
ロゼもできれば最初は冷たく、後はあんまり冷やさずに飲むと、だんだんと黒ぶどうを思わせる細かい渋みや香りが出てきます。ピノノワール、ピノムニエ、そしてシャルドネというぶどうを混醸して作っているワインは世界中でここだけのものですので、せっかくのこのブレンドの妙を楽しむためにも、ここはぎりぎりまで温度を上げて(寒い時期なら20度くらいまでいってもいいのでは、夏場はさすがにそれは少し無理ですが)このロゼがどう変わっていくのかを見るというのも新しい楽しみ方だと思います。
冷たいままのみ続けるだけではない楽しみ方をぜひお試しください。
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