ワインを保存するには!?
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作成日時 : 2008/01/31 09:25
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ワインのセミナーなどで多い質問の一つに“ワインの保存や管理について”があります(他に多い質問として、抜栓してから何日ぐらい持ちますか?というのが多いですね)。
日光の当たらない押入れに入れていれば良いのか? やはり専門の冷蔵庫を買わなければならないのか? ワインは液体だからそのままでもいいのでは? など今回はワインの保存と管理について考えて見ましょう。
●一般的なワイン管理環境
一般的にいわれているワインの管理についての理想的な環境として、
@温度は年間を通じて12度から15度を守る
A湿度は70%から75%くらいの間を維持する
B光は必要なときのみ使用(点灯)する環境を守る。
C振動を避ける。
D異臭のあるものと一緒に保管しないこと。
Eワインは横にして保管すること。
などがあげられています。なかなか難しいところもありますね。
“横にする”とか、“光を当てない”などは何とかなりそうなのですが、湿度や温度となるとやはり日本では自然のままではこうはいかないな、と言う感じです。同じようにパリのレストランなどでも地下のセラーではメトロ(地下鉄)の振動をわりと感じたりもしましたし、フランスも特別ではなく温暖化の影響で温度自体も夏場などは少し高いんじゃないと感じるため、地下セラーにさらにエアコンを付けたりと、どこも保存の場所には苦労しています。
●希少価値の高いワイン。古いワインを保存したい場合
やはり希少価値のあるワイン、古酒と呼ばれるワインを保存するということはそれなりにコンディションに気を使う必要があるので、できるだけ環境を整える必要があるのではと思います。繊細で痛みやすいところがあるので、せっかくのワインの細かいニュアンスを一つも逃さず保ちたいというのであれば、やはり先ほど述べたような環境を心がけないと、いざ飲みましょうというときにがっかりしてしまうことになってしまいそうです。
●そのほかのワインの管理について
ここからは保存される本人がどうしたいのかによって変わるように思います。
もちろん環境が許すのであればワイン用の冷蔵庫の中で“楽しみに育てる”ということをお勧めするのですが、なんと言いますか、冷蔵庫はそんなに安いものではないし、置く場所もいるので、なかなか考えてしまうこともあるでしょう。
日本にはどうしても夏があり35度を超えるような暑さが続いたりもします。ワインの平熱(?)が13度だとした場合、23度も高い環境にいることになり、少し強引な理論ではありますが人間の平熱が36.5度だと置き換えると59.5度の環境で暮らし続けることになり、やはり疲れますし体のコンディションもかなり変わってしまうのではと思うのです。
なので「その辺のところが気になって夜も眠れない」って方(少し古いですね)はそれなりのコンディションを整えることが必要ですし、「うちのワインは根性があるから熟成が進んでいいんですっ」ていう方はそれなりでいいのではないでしょうか。
ただし、これは個人で保管される場合の考え方で、お店で購入される場合には、ちゃんとしたコンディションを気にかけているお店を選ぶことは必須条件で、購入した時点でワインに疲れや劣化がある場合そこからいくらがんばってよい状況で保管しても決してワインのコンディションは良くはなりません。
お店に入ると暖房でむっとしているとか、蛍光灯にしっかりと照らされているなどは論外で、「ワインとお金は人間とは逆で孤独で静かなお墓の中のような環境が好きなんだ」(そういうところに置いておきなさいという意味だそうです)というイタリアのことわざを思い出して、自分のおうちでの保管はもちろん、購入される際のお店選びをなさってください。
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