やっぱり行ってよかった〜今年こそワイン産地を訪れたい・2
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作成日時 : 2008/07/10 08:05
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前回は「ワイン産地を訪れたい!!」なんて、希望に満ちた見出しのわりには現実的な問題点のみ書き出してしまい「佐藤の内面の性格がわかる」とか「現実的で実質的でよかったです」など賛否いろいろいただきましたが、今回は前回とは趣を変え、「やっぱり行ってよかったぜ編」で進めてみたいと思っております。
その1:現地で飲むとなぜか味が違って感じられる
シャンパーニュなどはやはり現地で飲むと、なぜかおいしく感じられます。
昔に比べて、輸送手段にも格段に気を使うようになり定温輸送の温度管理や暑い時季をはずしての輸入など、インポーターの方々の大変な苦労があり、ほとんどのワインやそのほかの飲料に関しては、あまり現地で飲んだ場合との大きな差、というものは感じられなくなってきているのです。
ところがところが、やはり現地で飲むシャンパーニュ、一般的に上級キュベ(プレステージ)と呼ばれるタイプはなぜかおいしいと私は思うのです。口に含むと細かい泡立ちが絶妙で、体に染み込んで行くというか、特に抜栓してすぐ、の状態から、時間の経過とともに香りが立ち上がり、様々なバランスが取れていき、理想の味わいがしっかりと表現されてくるので、昔の貴族が溺愛したのもわかるなーといった印象を受けることが、多々あります。
シャンパーニュはぜひ現地で飲んでみてください。
その2:地元の料理とあわせるとこれはたまらない
日本にいると、世界中のワインがよいコンディションで運ばれてきますので、そんなに不便は感じないのですが、やはりご飯・食事とも考えたい、となると話は変わってきます。
私は最近ではミシュランの星つきを調べていくよりも、やはり地方に行くと、そこの造り手に聞いて、本当に地元の人が行くレストランというか、ビストロというか、カフェに行くようにしています。
なんといってもここ数年ユーロは元気なままですので、なかなか星のついたレストランは価格的にもしんどいかなというのもあり、ミシュランガイドに乗っているレストランって、メインはわりと子羊とか鴨など同じパターンが多いので、せっかくフランスに行ったら、日本ではなかなか食べることのできない内臓系を頼みたい! とか、そんな感じになってしまうのです。
造り手に聞いて、「本当にそんなところでいいのか?」などといわれながら、店を予約してもらったりして、どんなところだろうと期待は膨らみ、サービスの人もカジュアルなTシャツで、しかも足元はビーサン(?)みたいな“のり”の地元の人だらけの中に入っていくのは最初は少し勇気が要るかもしれませんが、こんな感じの店でおいしいのに当たると一生物の記憶に残る食事になり、「ああ、やはり、フランスはおいしいなー」とそれまでの苦労も吹き飛ぶほどの感動にめぐり合えたりもします。
ブルターニュで抜群においしいバターとクリームで煮込まれたムール貝を食べ、かなり冷やした少し甘めのシードルをカンペールの陶器の器に入れて飲み、さらには薪の暖炉で焼いたオマールえびをがぶりと食べ、仕上げにカルバドスを流し込んだり、ブルゴーニュで、抜群の熟成状態にあるウォッシュタイプのチーズのエポワッスを、皮ごと口にほおばり、日本で食べるのとは異なる、少しさくさくした噛み応えに驚きつつ“少し熟成した古めのブルゴーニュの白”を流し込んだりする。まあ、こんな楽しみがあるので、いろいろと大変なことは多いけれど、やっぱりまたワイン産地に行きたくなってしまう……、のではないでしょうか?
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